代表ごあいさつ


今、日本人の癌罹患率は2人に1人と言われています。

乳癌においては11人に1人だとか。

けれども、闘病中の方々にとって過ごしやすい環境は

まだまだ整っておりません。

 

ある日 癌を宣告され、気持ちを整理する時間もなく治療が始まります。恐怖と不安で辛い中、考えなくてはならないこと、準備しなくてはならないこと、多くのミッションに追われます。

 

当サロン Girouette ジルエットでは、入院や治療中に必要なグッズ、サービス、情報などをご提案、ご提供させていただきます。

治療中も普段と変わらない普通の暮らしのためにお手伝いをさせてください。

 

サロン名のGirouetteジルエットは "風見鶏のことです。

常に風が吹いてくる方角を向いている風見鶏。病気に負けずいつも前を向いていたい、という思いで名付けました。

それでも、たまには屋根から離れて木の枝でのんびり休んだり、羽を広げたりできるような、そんな癒しの場となることを願っています。

 

もう一つ、共有したい思いがあります。

闘病中の方を支えるご家族やご友人の思いです。

ご本人と同じように、時にはそれ以上に苦しく辛く疲弊していらっしゃいます。

大切な方の笑顔のために、ご自身も元気でいなくてはなりません。患者様とご一緒に、もちろんお一人でも、どうぞGirouette

"頑張らない時間"を過ごしにいらしてください。

 

感謝をこめて。

 

20204月 吉日

Girouette 河合のぶ子


ジルエットが出来るまで


きっかけは、憧れの存在でもある友人が乳癌を患ったことでした。

 

当時私は美容業の傍、布ナプキンを手作りして販売をしていました。依頼があればバックやポーチ、ベビー用品なども。

そんな時、友人から手術後に必要となる"胸帯のカバー""乳房パット"の作成依頼を受けました。

癌の告知を受けても常に前向きな友人のために何か役に立てることはないかと思っていた私は、喜んでその胸帯カバー作りに取りかかりました。

いくつか試作後に完成したものが今販売している作品です。肌触りも身体にやさしいカバーです。術後の短い期間しか使用しないものですが、快適なだけでなく、かわいらしいデザインてで気分が上がることを願いました。

 

このカバーが病院でとても好評だったとのこと。

手術をされる方々皆さんにご利用いただけるように商品化しようと、入院中の友人からもちかけられたのでした。
そうして、闘病中の方々の「こういうものがあったらいいな」の声を集めてGirouetteが始まりました。

撮影 山口有一カメラマン